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・更新未定です
・SSNのSSは二次創作のことではなく、ショートストーリーのことです
・当サイトは完全オリジナルの短い小説のみ公開しております
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『ミニスカに黒ストッキングで行きます』
携帯電話の画面にはそう書かれていた。携帯電話の持ち主の男はそれを見て、鼻の下が伸びていた。
メールの送り主は、オンラインゲームで知り合った女の子。男が彼女と会うのは今回が初めてだった。いわゆるオフ会というもので、主催者は彼女であった。他にも数人来るらしい。出来れば一対一で会いたかったというのが男の正直な気持ちだった。
メールには今日の彼女の服装がこと細かに書かれていた。上はグレーのパーカーを羽織ってるらしい。待ち合わせ場所と時間は、何度も確認していた。
男のテンションは絶頂だった。顔も声も知らない相手である。期待しすぎるのは良くないのは理解していた。それでもワクワクするのは男性の性なのか。もっとも、男はもともと顔に拘るタイ
プではなかったが。
男がここまで浮かれているのには理由がある。ゲーム内のチャットやゲームをしてないときの個人的なチャットやメールで異常に気があったためである。好きな映画、小説、食べ物、趣味などどんな話題でも話が合った。同じ趣味の異性がいるのは嬉しいことであった。
電車を乗り継ぎ、待ち合わせの駅を目指す。時間には余裕がある。
男は電車の中でもずっと彼女のことを考えていた。ほかに来る人にはまったく興味がなかった。どんな女の子なのか、それを想像してるだけで、着実に目的の駅へと近づいていく。
男は電車のなかで終始にやにやとしていた。まわりの乗客に気味悪がられてることにも気づかないほど自分の世界に入り込んでいた。
今回、彼女がミニスカートと黒ストッキングで来るのは男のためだった。男がミニスカートと黒ストッキングが好きだと以前チャットで言っていたのを彼女が覚えていたのだ。普段はミニスカートを履かないらしいが、今日は特別らしい。自分のためにわざわざ滅多に履かないミニスカートを履いてくれてると思うと男は、嬉しくてたまらなかった。
男は、今日もっと仲良くなって今度は二人きりの遊びに誘うという野望を抱いていた。どこに誘うか、と妄想はそこまで進んでいた。
妄想を続けているうちに、いつの間にか目的の駅に着いた。あまりに自分の世界に没頭しすぎていたため、もう少しで乗り過ごすところだった。
そうして、なんとか遅刻することなく待ち合わせ場所についた。あまり人のいない、それでいて特徴的な場所だった。まず間違えることはない。そんな場所だった。しかし、そこには女性の姿はなかった。男性が四人いた。
男は一瞬自分の目を疑った。その男性の中のひとりの服装に目を奪われた。
グレーのパーカーにミニスカ、そして黒ストッキングを履いていた。頭はてっぺんが剥げていた。なんど見ても黒いストッキングを履いていた。
執筆日:2011-02-27
公開日:2011-03-12
加筆修正日:2011-03-12
執筆者:元伊六
携帯電話の画面にはそう書かれていた。携帯電話の持ち主の男はそれを見て、鼻の下が伸びていた。
メールの送り主は、オンラインゲームで知り合った女の子。男が彼女と会うのは今回が初めてだった。いわゆるオフ会というもので、主催者は彼女であった。他にも数人来るらしい。出来れば一対一で会いたかったというのが男の正直な気持ちだった。
メールには今日の彼女の服装がこと細かに書かれていた。上はグレーのパーカーを羽織ってるらしい。待ち合わせ場所と時間は、何度も確認していた。
男のテンションは絶頂だった。顔も声も知らない相手である。期待しすぎるのは良くないのは理解していた。それでもワクワクするのは男性の性なのか。もっとも、男はもともと顔に拘るタイ
プではなかったが。
男がここまで浮かれているのには理由がある。ゲーム内のチャットやゲームをしてないときの個人的なチャットやメールで異常に気があったためである。好きな映画、小説、食べ物、趣味などどんな話題でも話が合った。同じ趣味の異性がいるのは嬉しいことであった。
電車を乗り継ぎ、待ち合わせの駅を目指す。時間には余裕がある。
男は電車の中でもずっと彼女のことを考えていた。ほかに来る人にはまったく興味がなかった。どんな女の子なのか、それを想像してるだけで、着実に目的の駅へと近づいていく。
男は電車のなかで終始にやにやとしていた。まわりの乗客に気味悪がられてることにも気づかないほど自分の世界に入り込んでいた。
今回、彼女がミニスカートと黒ストッキングで来るのは男のためだった。男がミニスカートと黒ストッキングが好きだと以前チャットで言っていたのを彼女が覚えていたのだ。普段はミニスカートを履かないらしいが、今日は特別らしい。自分のためにわざわざ滅多に履かないミニスカートを履いてくれてると思うと男は、嬉しくてたまらなかった。
男は、今日もっと仲良くなって今度は二人きりの遊びに誘うという野望を抱いていた。どこに誘うか、と妄想はそこまで進んでいた。
妄想を続けているうちに、いつの間にか目的の駅に着いた。あまりに自分の世界に没頭しすぎていたため、もう少しで乗り過ごすところだった。
そうして、なんとか遅刻することなく待ち合わせ場所についた。あまり人のいない、それでいて特徴的な場所だった。まず間違えることはない。そんな場所だった。しかし、そこには女性の姿はなかった。男性が四人いた。
男は一瞬自分の目を疑った。その男性の中のひとりの服装に目を奪われた。
グレーのパーカーにミニスカ、そして黒ストッキングを履いていた。頭はてっぺんが剥げていた。なんど見ても黒いストッキングを履いていた。
執筆日:2011-02-27
公開日:2011-03-12
加筆修正日:2011-03-12
執筆者:元伊六
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